「だんすのじかん」は、2016 年に川村真奈の地元秋田でスタートした企画です。
時には歴史的日本家屋にて、重厚な空間ごと楽しむ演出を工夫したり、時にはコント作家とコラボレーションし、コント× ダンスという試みに挑戦したり、ある時には有名画家を題材に、美術館でおどりを展開してきました。
今回は「だんすのじかん vol.8」。“おどる” と“おどらない”、境界線はどこにあるのか…︖
そんなことを頭の片隅に置きつつ、7 人のダンサーが組み立てる1 時間をご覧ください。
コーヒー豆が買えるダンス公演はここだけ!!

出演者

若羽幸平 Kohei Wakaba

2004年から2020年まで大駱駝艦に所属、現在フリー。東京都認定ヘブンアーティスト「ネコ☆ソギ」としても2021年より活動中。作品「なにものにもなれなかったものたちへ」は2021Sai Dance Festivalで1st prizeを受賞。現代舞踊協会主催Choreographer’s concert vol.1では審査員賞を受賞。Hong Kong Dance Exchange等の海外フェスティバルに招致されるなどの評価をいただいている。

川村真奈 Mana Kawamura

藤井信子、川村泉に師事。ドイツ留学や文化庁在外研修(NY)で12年間の海外生活の後、大駱駝艦で2年間活動。
2016年よりコンテンポラリーダンスと異ジャンルのアートの共演をプロデュースする「だんすのじかん」を主催。イタリアのVillapianaの国際フェスティバルにてBest Choreographerを受賞等、あきた全国舞踊祭グランプリ、現代舞踊協会制定新人振付賞等、国内外のコンクールやフェスティバルでの受賞多数。
kawamurathe3rd.com

水島晃太郎 Kotaro Mizushima

1999年より和田朝子・和田伊通子に師事。国内外のコンペティションにて第1位など多くの賞を受賞。平山素子、森山開次、中村しんじ・川野眞子、長塚圭史、白井晃などの作品に出演。その他、多くの舞踊作品、演劇、映像作品などに出演。筑波大学大学院を修了し、現在フリーにて活動中。

加賀谷葵 Aoi Kagaya

秋田市生まれ。11歳より川村泉に師事。秋田大学で特別支援教育を学び、卒業後は小学校で3年間勤務。平成28年度文化庁新進芸術家海外研修員としてイスラエルへ、Vertigo Dance Companyにて研修を行う。その後、Vertigo Dance Companyの作品「The Birth of Phoenix」のメンバーとしてイスラエル各地で公演する傍ら、様々なプロジェクトに参加。2019年冬、帰国。帰国後は、ひとりのお客様のための即興ダンスパフォーマンス『ダンス、おひとついかがですか?』を開催するなど、地元秋田を中心に活動中。

伊藤有美 Yumi Ito

3歳より川村泉舞踊団にて、川村泉に師事。全国各地にてコンクールや公演に参加。あきた全国舞踊際シニア部第一位・グランプリなど、全国コンクールにて上位入賞多数。2010年筑波大学体育専門学群に入学。舞踊研究室に所属し、村田芳子、平山素子、寺山由美より幅広い観点から舞踊を学ぶ。2014年筑波大学を卒業。同時に筑波大学体育専門学群長賞を個人で受賞。
現在は関東を拠点に、ダンサー、講師、振付創作などの舞踊活動を積極的に行っている。

岸野奈央 Nao Kishino

5歳で秋田県の川村泉舞踊団に入り、川村泉・川村真奈に師事。合同公演や現代舞踊フェスティバル、全国コンクールなど様々な舞台経験を積む。現在は東北と関東を行き来し舞踊活動を行なっている。2018年ヨコハマコン ペティションシニア部1位、2019年埼玉全国舞踊コンクールシニア部3位の1、2019年あきた全国舞踊祭モダンダンスコンクールグランプリ

木元真理子 Mariko Kimoto

3歳より川村泉に師事。以来、コンクールや公演に参加し、研鑽を積んでいる。現在、お茶の水女子大学 芸術・表現行動学科舞踊教育学コースに在学中。